专利摘要:
自動車用の取り付け具であって、エアバッグ出口領域にエアバッグ出口フラップを備え、エアバッグ出口フラップの領域に少なくとも1つの所定の切断点領域及び少なくとも1つの結合領域を有し、エアバッグを有するエアバッグモジュールを有し、且つエアバッグの展開時に、エアバッグによって案内要素に力が加えられるように案内要素を有する取り付け具が提案される。
公开号:JP2011514285A
申请号:JP2011500049
申请日:2008-12-19
公开日:2011-05-06
发明作者:ユルゲン ビットカンプ、
申请人:ジョンソン コントロールズ インテリアズ ゲーエムベーハー アンド カンパニー カーゲー;
IPC主号:B60R21-2155
专利说明:

[0001] 本発明は、エアバッグ出口フラップを有する取り付け具、特に、自動車の室内用のダッシュボードに関する。]
背景技術

[0002] 一般に、このようなエアバッグ出口フラップは、取り付け具のキャリアにおける所定の切断点の形成又はその後の切断若しくは焼き出しによって製造される。エアバッグが起動すると、この所定の切断点が破られて開く。エアバッグ出口フラップ又はその部分は、キャリアから完全に分離され及び/又は無制御に移動しないようにする必要がある。従って、エアバッグ出口フラップの移動用の接点として機能する補強要素及び/又は保持ストラップが、例えば、キャリアの後面又は別の場所に配置されてもよい。このような配置は、独国第3835581号公報及び/又は独国第4234988C2号及び/又は特開第2002−200954号公報に開示されている。]
[0003] 本発明の目的は、エアバッグが展開されるときに、エアバッグ出口フラップを開く動作シーケンスを最適化することである。]
[0004] この目的は、自動車用の取り付け具であって、エアバッグ出口領域にエアバッグ出口フラップを有し、エアバッグ出口フラップの領域に少なくとも1つの切断点領域及び少なくとも1つの結合領域を備え、エアバッグを有するエアバッグモジュールを備え、且つエアバッグが展開されるときに、エアバッグによって案内要素に力が加えられるように案内要素を備える取り付け具によって達成される。]
[0005] 結果として、エアバッグが起動されると、結合領域に設けられた補強要素は、より少ない程度の荷重を受けるので、より小さく、より軽く且つより費用効果が高い大きさにすることが可能であり、さらにより大きな安全性が達成可能であるという点でも有利である。]
[0006] 本発明によれば、案内要素は、さらなる結合領域を備えるが、他の点では実質的に機械的に剛性である案内要素として設けられることが好ましい。]
[0007] 本発明によれば、結果として、展開されたエアバッグとエアバッグ出口フラップとの間で特に効果的に力が伝達されることが可能になる点で有利である。]
[0008] 本発明によれば、案内要素が、エアバッグ出口フラップの所定の切断点領域に近接して設置される第1の端部を備え、通常の場合及び/又はエアバッグの展開の開始直後の起動状態において、第1の端部が、結合領域から始まって、その大きさの50%から90%の範囲で、好ましくは60%から80%の範囲で、特に好ましくは65%から70%の範囲でエアバッグ出口フラップと接触することがさらに好ましい。]
[0009] 本発明によれば、結果として、エアバッグ出口フラップがエアバッグ出口フラップの結合領域の周囲を実質的に能動的に回転運動するので、エアバッグが起動されるときに、補強要素の荷重が効果的に低減されることが可能になる点で有利である。]
[0010] 本発明によれば、案内要素が、エアバッグ出口フラップとエアバッグモジュールとの間の領域に、その第2の端部において、エアバッグ出口フラップに対して斜めに伸張するように設けられることも好ましい。]
[0011] 結果として、エアバッグモジュールとエアバッグ出口フラップとの間の空間で、剛性の補強要素が斜めに伸張し、且つ好ましくは、エアバッグ出口フラップが非剛性の保持要素(及び/又は補強要素)を介してダッシュボードに接続されることが可能になる点で有利である。]
[0012] 本発明のさらなる主題は、自動車の取り付け具においてエアバッグ出口フラップを開く方法に関し、取り付け具は、エアバッグ出口フラップの領域に少なくとも1つの所定の切断点領域及び少なくとも1つの結合領域を備え、取り付け具は、エアバッグを有するエアバッグモジュールを備え、エアバッグが展開されるときに、エアバッグは最初に案内要素に力を加えて、その後にのみエアバッグ出口フラップに力が加えられる。]
[0013] 結果として、エアバッグが起動されるときに、結合領域に設けられる補強要素(及び/又は保持要素)上の荷重が低減されることが可能であるので、より小さく、より軽く且つより費用効果が高い大きさにすることが可能になる点で有利である。]
[0014] さらに、本発明による方法において、エアバッグ出口フラップの所定の切断点に近接して設置される第1の端部を備える案内要素が、通常の場合及び/又はエアバッグの展開の開始直後の起動状態において、結合領域から始まって、その大きさの50%から90%の範囲で、好ましくは60%から80%の範囲で、特に好ましくは65%から70%の範囲でエアバッグ出口フラップに力を加えることが好ましい。]
[0015] 本発明によれば、結果として、エアバッグ出口フラップがエアバッグ出口フラップの結合領域の周囲を実質的に能動的に回転運動するので、エアバッグが起動されるときに補強要素の荷重が効果的に低減されることが可能になる点で有利である。]
[0016] 図面は、例示目的で且つ概略的に本発明の実施形態を示す。方向情報は、通常の移動方向を意味する。]
図面の簡単な説明

[0017] 取り付け具の例としてダッシュボードの詳細を概略的な断面図で示す。
閉じているエアバッグ出口フラップを有する取り付け具の詳細をさらなる断面図で例示的に示す。
開いているが、まだ完全には開いていないエアバッグ出口フラップを有する取り付け具の詳細をさらなる断面図で例示的に示す。
完全に開いたエアバッグ出口フラップを有する取り付け具の詳細をさらなる断面図で例示的に示す。
本発明によって設計されたダッシュボード1の裏面を異なる視点で示す。
本発明によって設計されたダッシュボード1の裏面を異なる視点で示す。
本発明によって設計されたダッシュボード1の裏面を異なる視点で示す。]
実施例

[0018] 本発明による取り付け具の例示として図1及び2に断面が示されるダッシュボード1は、エアバッグ10が展開されるときのためのエアバッグ出口領域2を有しており、エアバッグ10は、エアバッグモジュール3の中に収容されて待機している。エアバッグ出口領域2は、(特に、例示では略水平に配置されている)エアバッグ出口フラップ4によって密閉されて待機している。エアバッグ出口フラップ4は、別個の構成要素として設計されてもよいが、好ましくは、所定の切断点を介してダッシュボード1及び/又は取り付け具1に一体的に接続される。以下では、所定の切断点の領域は、所定の切断点領域4’’とも表示される。また、エアバッグ出口フラップ4は、エアバッグ10が起動されるときに、エアバッグの力の作用によって、エアバッグ出口フラップ4が結合領域4’の領域で回転軸の周囲を回転するように設けられる結合領域4’を備える。] 図1
[0019] 例えばプレス鋼板から構成され得る比較的剛性の案内要素5が、(特に、例示では垂直方向に)互いから間隔を空けて配置されるエアバッグ出口フラップ4とエアバッグモジュール3との間の空間に(特に、例示では斜めに)伸張する。案内要素5は、例えば、45°から60°の角度αで上向き且つ後方に、及び/又は結合領域4’の側部から始まって所定の切断点領域4’’の方向に伸張する。その下部前方(第2)端部6において、案内要素5は、ダッシュボード1に関節式又は折り畳み式で接続される(よって、さらなる結合領域5’を有する)が、その上部後方(すなわち、室内に向かう)(第2)端部7は、結合領域4’から始まって、略中央で又はエアバッグ出口フラップ4の大きさの50%から90%の範囲で、下側からエアバッグ出口フラップ4を支承し、すなわち、せん断抵抗(shear−resistant)方式ではそこに接続されない。案内要素5の第1の端部7は、好ましくは、60%から80%の範囲で、特に好ましくは、65%から70%の範囲で、エアバッグ出口フラップ4(の後面)を支承する。]
[0020] エアバッグ出口フラップ4の前方端部8は、すなわち、エアバッグ出口フラップ4の結合領域4’において、今度は、最初に下向きに、次に前方に伸張する非剛性の保持要素9(及び/又は補強要素9)、例えば、ダッシュボード1及び/又は取り付け具1に取り付けられる余剰長さを有する織物を介して固定される。例示の実施形態において、案内要素5及び保持要素9は、ダッシュボード1上の略同一の場所に固定される。]
[0021] 図3及び4に示されたエアバッグ10の起動時に、当該エアバッグは、下側から案内要素5と接触することで斜めに(後方に)偏向させられる。エアバッグ出口フラップ4は、案内要素5を介して導入される力の結果として、結合領域4’の周囲の僅かな同時回転によって、ダッシュボード1から上向きに開放される。保持要素9の環状の余剰長さは、連続して使い尽くされるが、案内要素5は、エアバッグ出口フラップ4に沿って前方に、すなわち、(エアバッグ出口フラップ4に対して)風防ガラスの方向に滑動する。エアバッグ出口フラップ4が上向きに突出すると、エアバッグ出口領域2は実質的に開かれ、保持要素9は張力を受ける。よって、エアバッグ出口フラップ4の前方端部8は、例えば、図4に示されるようにダッシュボード1の連結された端部に対してアバットメント(abutment)方式で衝突する。] 図3 図4
[0022] 図5から7は、本発明によって設計されたダッシュボード1の裏面を異なる視点で示しており、ダッシュボード1及び/又は取り付け具1に加えて、案内要素5、案内要素5のさらなる結合領域5’、エアバッグ出口フラップ4が示される。] 図5
[0023] 1取り付け具/ダッシュボード
2エアバッグ出口領域
3エアバッグモジュール
4エアバッグ出口フラップ
4’ 結合領域
4’’ 所定の切断点領域
5案内要素
5’ さらなる結合領域
6 (案内要素5の)第2の端部
7 (案内要素5の)第1の端部
8 (エアバッグ出口フラップの)端部
9保持要素
10 エアバッグ]
权利要求:

請求項1
エアバッグ出口領域(2)にエアバッグ出口フラップ(4)を有し、前記エアバッグ出口フラップ(4)の領域に少なくとも1つの所定の切断点領域(4’’)及び少なくとも1つの結合領域(4’)を備え、且つエアバッグ(10)を有するエアバッグモジュール(3)を備える自動車用の取り付け具(1)であって、前記エアバッグ(10)が展開されるときに、前記エアバッグによって案内要素(5)に力が加えられるように前記案内要素(5)を備えることを特徴とする取り付け具。
請求項2
前記案内要素(5)は、さらなる結合領域(5’)を備えるが、他の点では実質的に機械的に剛性である案内要素(5)として設けられることを特徴とする請求項1に記載の取り付け具(1)。
請求項3
前記案内要素(5)が、前記エアバッグ出口フラップ(4)の前記所定の切断点領域(4’’)に近接して設置される第1の端部(7)を備え、通常の場合及び/又は前記エアバッグ(10)の展開の開始直後の起動状態において、前記第1の端部(7)が、前記結合領域(4’)から始まって、その大きさの50%から90%の範囲で、好ましくは60%から80%の範囲で、特に好ましくは65%から70%の範囲で前記エアバッグ出口フラップ(4)と接触することを特徴とする請求項1又は2に記載の取り付け具(1)。
請求項4
前記案内要素(5)が、前記エアバッグ出口フラップ(4)と前記エアバッグモジュール(3)との間の領域に、その第2の端部(7)において、前記エアバッグ出口フラップ(4)に対して斜めに伸張するように設けられることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の取り付け具(1)。
請求項5
エアバッグ出口フラップ(4)の領域に少なくとも1つの所定の切断点領域(4’’)及び少なくとも1つの結合領域(4’)を備え、且つエアバッグ(10)を有するエアバッグモジュール(3)を備える自動車の取り付け具(1)において、前記エアバッグ出口フラップ(4)を開く方法であって、前記エアバッグ(10)が展開されるときに、前記エアバッグ(10)は最初に案内要素(5)に力を加えて、その後にのみ前記エアバッグ出口フラップ(4)に力が加えられることを特徴とする方法。
請求項6
前記エアバッグ出口フラップ(4)の前記所定の切断点領域(4’’)に近接して設置される第1の端部(7)を備える前記案内要素(5)が、通常の場合及び/又は前記エアバッグ(10)の展開の開始直後の起動状態において、前記結合領域(4’)から始まって、その大きさの50%から90%の範囲で、好ましくは60%から80%の範囲で、特に好ましくは65%から70%の範囲で前記エアバッグ出口フラップ(4)に力を加えることを特徴とする請求項5に記載の方法。
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同族专利:
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引用文献:
公开号 | 申请日 | 公开日 | 申请人 | 专利标题
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